岡山 :: 郷観音山古墳の地図とデータ

郷観音山古墳

データ
名前 郷観音山古墳
よみがな ごうかんのんやまこふん
前方後円墳
都道府県 岡山 ( マップ | 一覧 )
所在地 岡山県苫田郡鏡野町下原
駐車スペース あり
交通 - 徒歩

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交通 - 車

中国自動車道「津山IC」降車

周辺情報
タグ 前方後円墳町指定史跡葺石武器
注意事項

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紹介文

鏡野町最古の前方後円墳です。大きさは、墳長43m、後円部径28m、前方部長15m、前方部幅22mです。1909年に発掘され、鏡が発見されたことから注目されるようになりました。

埋葬施設は竪穴式石槨と推定されています。ここから中国製の三角縁四神四獣鏡・平縁半円方形帯神獣鏡・仿製の三角縁四獣鏡の3面の鏡と鉄剣・鉄鏃が発見されました。

町史編纂のための測量調査により、前方部が撥形に開く前方後円墳であることが明らかになりました。外部施設として、葺石の存在は推定されていますが、埴輪は未確認です。

古墳の築造時期は、仿製の鏡を出土しながらも、前方部が撥形に開く古い形態をもつことから4世紀頃と考えられています。

この古墳は、郷川流域に本拠地をおき、赤峪古墳と同様に香々美川流域も配下においた首長の墓と考えられています。

(古墳前の説明板の内容による)

posted by seiuchi
updated 2021年07月01日
投稿写真 (10)
集落より古墳への山道後円部裾に観音堂と標柱類古墳前の説明板後円部斜面の登り道
後円部墳頂から観音堂方向後円部の掘り出し跡後円部墳頂辺りくびれ部辺り?
後円部墳丘の葺石?山裾辺りに古い宝篋印塔
コメント (1)
seiuchi - 2016/11/07 21:50:06

北東に延びる尾根中腹の山道を下がりながら、古墳があると思われる位置を見定めて藪斜面を登ると、尾根上の激しい藪に墳丘らしき高まりを感じますが墳形は全く見えない状況です。少し歩くと大きく窪んだ盗掘坑の場所に辿り着く。

盗掘坑の下方は、後円部墳丘の斜面を登る山道があり、裾に観音堂がみえます。観音堂周りには、標柱、説明板があり、下側には整備された道がつけられていて、集落から手軽に来られる感じです。

後円部墳頂には、大きな掘り出し跡が残っていて、鏡などいろいろな出土品があったようです。墳丘には丸っこい葺石らしきものが何個か見られます。

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