福島 :: へいどう壇古墳の地図とデータ

へいどう壇古墳

データ
名前 へいどう壇古墳
よみがな へいどうだんこふん
円墳
都道府県 福島 ( マップ | 一覧 )
所在地 福島県田村郡三春町大字北成田字日中内
駐車スペース あり
交通 - 徒歩

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交通 - 車

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周辺情報
タグ 円墳花見・紅葉スポット
注意事項

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紹介文

農地の中の小丘陵上に立地。現状で直径約10m・高さ約3mの円墳。復元径は16~17mと推定されている。未発掘のため埋葬施設の有無等、詳細は不明。
参考資料:『三春町史』第1巻、第7巻

三春町といえば滝桜(国指定天然記念物)が有名だが、へいどう壇古墳の墳丘上に立つエドヒガン桜(平堂壇の桜)の巨木も素晴らしい。「古墳も桜も同時に楽しみたい」というワガママな人もきっと満足するだろう。

古墳名の由来について、三春町歴史民俗資料館に問合せたところ「はっきりしたことは分からない」との回答だった。

ちなみに、
三春町には、へいどう壇古墳も含めると古墳もしくは古墳状遺構が10か所以上存在するが、全て未発掘のため古墳と確定されたものは無いらしい。「へいどう壇」「さや壇」「踊り壇」など町内の古墳名にみられる「壇」には、①建物や構造物を立てる基壇、②踊りや儀式などを行う舞台などの意味合いもあり、これらは古墳ではなく中近世以降に築かれた人工の盛土の可能性もあるようだ。


※2021/4/3訪問
好天に恵まれたこの日、ほぼ満開の美しい桜と古墳が出迎えてくれました。東側の道路脇に車を停め、その場から暫く眺めた後、農道を歩いて古墳へ向かいました。

丘を登り現地へ到着。遠くから眺めても美しかったが、近くで見てもやっぱり美しい。桜の花はもちろん、樹形、墳丘、丘の上から見る景色、何もかもが美しい。

古墳と桜が立地する丘とその一帯は手入れが行き届いており、「平堂壇の桜」と彫られた真新しい標柱もありました。

少し気になったのが、墳丘に動物が掘ったと思しき大小多数の穴が口を開けていたことと、桜の枯れ枝が散乱していたこと。古墳、桜ともにだいぶ傷んでいる印象を受けました。

滞在約1時間半。へいどう壇古墳は、心のやすらぎを与えてくれる素敵な場所でした。古墳と桜を含めたこの素晴らしい景観が、これからもずっと続くことを願っています。

※運営訪問(2021年4月3日、2024年4月13日)

posted by 古墳マップ運営
updated 2024年04月20日
投稿写真 (35)
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コメント (1)
yuki1949 - 2016/12/10 19:11:30

かなり大きく、近寄ると見上げるような墳丘が見え、堂々とした前方後円墳が、でも、径約10mで高さ約3mの円墳では? よく見ると台地の上の端に、小さなおわんを伏せたような墳丘があり、これが古墳のようだ。この古墳の墳頂から大きく立派な木が生えていて、これが有名な桜らしい。花が咲く時期に訪問したい場所でもある。

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