宮山古墳(美咲町)
データ
名前 | 宮山古墳(美咲町) |
---|---|
よみがな | みややまこふん |
形 | 円墳 |
都道府県 | 岡山 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 岡山県久米郡美咲町宮山 |
駐車スペース | あり(無料) |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | 中国自動車道「津山IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 円墳横穴式石室無袖型陶棺 |
注意事項 | 県道52号線から池までの集落道は狭いため、県道脇駐車が無難 |
紹介文 |
池の南側にある70mほどの単独小丘陵上に位置。径20m、高さ3mの円墳とされ、ほぼ南に開する無袖式の横穴式石室をもつ。石室残存長さ6.3m、幅1.8m、高さ1.8mとされる。土師質亀甲形陶棺片が石室内で見られる。 |
posted by seiuchi
updated 2021年08月01日
updated 2021年08月01日
池の南側脇に小さな単独丘陵が有りますが、イノシシの防護柵が張り巡らされているので扉部を探して入ります。(入り出時は紐で縛着します(#^.^#))
小丘陵の東側に下草が刈られた山道が有ったので進むとすぐ古墳に到着した。
墳丘は夏場のため、藪に覆われていますが、径20~15m級、高さ2mほどに見えます。ほぼ南に横穴式石室が開口しています。封土は流出し、天井石が露出しています。情報では5石のようですが、載っているのは3石で、1石は天井部から崩落したのか石室内に落ち込んでいます。羨道側にも1石それらしいのが見えるので、合わせて5石の様です。奥壁の上部は外されて無くなっています。側壁は持ち送り感のある石積みです。入口側に長さ50㎝ほどの陶棺片が見られます。円筒状の突起が付いており、脚部かなと思ったりします。他にも小さな破片が数点石室内で見られます。
奥壁側が北の池側で、下方に現在の集落が広がっています。石室を造る時、こちら側が羨道側でも良かったと思ったりしますが、大昔は状況が変わっていたのかなぁと思ったりします。(#^.^#)