南原古墳群
データ
名前 | 南原古墳群 |
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よみがな | みなみはらこふんぐん |
形 | 群集墳 |
都道府県 | 神奈川 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 神奈川県足柄上郡山北町岸 |
駐車スペース | 不明 |
交通 - 徒歩 | JR御殿場線「東山北駅」又は「山北駅」から徒歩 |
交通 - 車 | 東名高速道路「大井松田IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 円墳群集墳横穴式石室武器装身具 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
南原古墳群は、酒匂川が丹沢・足柄山地の支流を合わせ、足柄平野に流れ出ようとする中流域左岸段丘上に立地します。この場所は、南北朝時代に豪族「河村氏」が滅亡した「南原の戦い」の主戦場でもあり、江戸時代の古図には「塚」として記載されています。この古墳群の2号古墳は既に削平・消滅しており、新たに確認された4号古墳を含め4ヶ所の古墳で構成されていますが、10~20基の大古墳群であった可能性が高いと考えられています。平成10年に1号・3号古墳を試掘調査した結果、1号古墳は、最大幅2~2.5m、高さ1.5m、奥行き5~6mで酒匂川の転石を利用した野石積みの、横穴式石室を主体部とした直径30m級の円墳と推定されます。出土遺物は、管玉2点、琥珀玉2点、一対の銅釧、大刀子1点(長さ39cm)刀子1点(長さ16cm)です。3号古墳は、1号古墳から東へ200m程離れた柑橘園地内にあり、1号古墳と同様に、幅1.2m、高さ1.2m、奥行き4~5mの野石積みの横穴式石室で、直径20mの円墳と推定されます。出土遺物は、1体の人骨と、直刀1振(長さ100cm)腕輪として装着されたと思われる土玉25点です。両古墳の築造は、出土した提瓶の年代観から、6世紀後半から7世紀初頭に構築されたものと思われます。この古墳群から出土した遺物は、中央公民館に展示してあります。 |
posted by Kosuke
updated 2021年07月01日
updated 2021年07月01日
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