宮城 :: 大野田古墳群の地図とデータ

大野田古墳群

データ
名前 大野田古墳群
よみがな おおのだこふんぐん
古墳群
都道府県 宮城 ( マップ | 一覧 )
所在地 宮城県仙台市太白区大野田
駐車スペース 不明
交通 - 徒歩

--

交通 - 車

--

周辺情報
タグ 古墳群消滅古墳
注意事項

--

紹介文

標高10~12mの後背湿地及び自然堤防上の微高地に立地。縄文時代および古墳時代から中世にかけての複合遺跡であり、これまで富沢駅周辺土地区画整理事業の道路建設や共同住宅建設などに伴い22次にわたる調査が実施。古墳時代前期では竪穴住居跡より竪櫛などが出土している。
主体となる古墳時代中期から後期においては多数の古墳が確認され、その総数は平成27年現在で45基を数える。鳥居塚古墳が主軸長37mの前方後円墳である以外はすべて円墳である。径約32mの春日社古墳を最大として、多くは径20m前後で小さなものは径10m以下である。
古墳からは土師器、円筒埴輪、形象埴輪などが出土。本遺跡は、東北地方で数少ない埴輪を有する群集墳であるが、埴輪は全ての古墳から出土する訳ではなく、径10m以下の小型の古墳からは検出されない傾向がある。
6世紀中頃になると、古墳に代わって木棺墓が営まれるようになる。木棺墓はこれまでに4基確認されている。このうち平成16年に調査されたものは、墓坑の壁に掘った小穴中に土師器と須恵器を埋納しており、東北北部や北海道に類例を認めることができる。
古墳時代以降の遺構としては、古代の水田跡や中世の道路跡、掘立柱建物跡などが確認されている。
仙台市教育委員会 文化財課 より抜粋
地図は説明板の位置を示すが、墳丘の現存は無い。

posted by private-user
updated 2019年09月14日
投稿写真 (0)
--
コメント (0)
--
近くの古墳