浦部古墳
データ
名前 | 浦部古墳 |
---|---|
よみがな | うらべこふん |
形 | 前方後円墳 |
都道府県 | 千葉 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 千葉県印西市浦部 |
駐車スペース | あり |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | -- |
周辺情報 | |
タグ | 前方後円墳神社・寺 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
浦部古墳は全長約28m、高さ約2mの前方後円墳みたいです。 |
posted by papa0524
updated 2023年09月27日
updated 2023年09月27日
永治簡易郵便局の所を曲ると、ほどなく道が細くなりますが、直進してすぐ右手に「大六天」の標柱が立っています。
地図の四角い水色は真新しい駐車場になっていて、木立のマウンドの廻りは公園になっています。
駐車場は車10台と車いす1台で駐輪スペースも在ります。トイレは無いようです。
公園にはウッドチップが敷かれ、玉切りの椅子が随所に配置されて、桜も植えられているようです。北縁は崖状に一気に切れ込んで、其処からの眺望パノラマは絶景で。
眼下の手賀沼が干拓された広大な水田の遥か地平線に筑波山の双耳のシルエットが浮かびます。
マウンドは帆立貝式の前方後円墳のようで、正面の鳥居をくぐると、両側に結界のように立つシイの大木の奥に第六天が祀られています。
社は、括れ部のやや後円丘寄りに在り、後円丘頂上には、シイとはまた違う立派な大木が何本も生えてます。
夕日のパノラマを眺めながら東屋で一息。振り返ると、後円丘の真正面で。ふとスマホで地形図を見てみると。
古墳と筑波山(女体山本殿)の経度が東経140度6分でピタリと一致します。
主軸線は真北の筑波山に向いているのか?方位を意識して築造された?という事もあり得るのかもしれません。
古代には、太平洋の鹿島灘から海が入り込み。一帯は香取海という広大な内海で、手賀沼はその入江。地名の「浦部」ちょっと気になります。
被葬者は船乗りだったのかもしれません。方位は操舟の要です。
彼らは、天空に一点、動く事の無い星を認識していたのではないかと思います。
浦部の人々は先祖の眠るマウンドを前に、昼は筑波山、夜は北極星を仰ぎ見てきた、、などと妄想は続きます。
現地に古墳の解説は無く、あくまでも「大六天」ですが、古来、特別な場所だったのではないかと思います。
時期を変えて天気の良い日また来たい所です。