山形 :: 成島古墳群の地図とデータ

成島古墳群

データ
名前 成島古墳群
よみがな なるしまこふんぐん
古墳群
都道府県 山形 ( マップ | 一覧 )
所在地 山形県米沢市広幡町成島字六月在家山地内
駐車スペース なし
交通 - 徒歩

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交通 - 車

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紹介文

米沢市広幡町成島に所在する成島古墳群は、全長58.7mの前方後円墳と方墳5基、円墳1基で構成されています(やまがたの古墳とその時代 山形県立うたむき風土記の丘考古資料館 1999年10月より)。成島古墳1号墳は平成元年に発見され、平成3年に測量調査が行われました。その結果全長58.7m(後円部の直径32.5m、前方部の長さ26.2m、前方部幅24mの左右対称)の前方後円墳であることが確認され、墳丘は3段構築となっています。成島古墳1号墳は、これまで山形県内で検出された前方後円墳の中でも最も均整のとれて古墳です。古墳からは副葬品として鹿角装鉄剣、菅玉等が出土。割竹形木棺を埋置したと推測され山形県内でも古い4世紀後半~4世紀終末期に位置付けられます。

成島古墳群はJR米坂線成島駅の南西1.8kmにあります。現在古墳群がある一帯は雑木林になっていますが江戸時代中期頃前は寺領であり、山頂直下の北東部一帯には建物があったと言われています。3号墳には石の祠が祀られており、信仰の場として地元の人に守られ通称御嶽堂山と呼ばれています。

以上、遺跡詳細分布調査報告書第16集 別冊成島古墳群1号墳 米沢教育委員会 2003年より

山形県遺跡番号:202-649

posted by yamako
updated 2021年05月26日
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成島古墳群の位置:調査報告書より成島古墳群の位置:調査報告書より
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