吉備津神社境内古墳
データ
名前 | 吉備津神社境内古墳 |
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よみがな | きびつじんじゃけいだいこふん |
形 | 円墳 |
都道府県 | 岡山 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 岡山県岡山市北区吉備津 吉備津神社 |
駐車スペース | あり(無料) |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | 山陽自動車道「総社IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 円墳神社・寺横穴式石室 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
吉備津神社本殿南、約80mの山腹の参道脇に位置する。径10m、高さ2.5mの円墳。西に開口する横穴式石室。石室全長3.6m以上、玄室幅1.45mを測るとされる。天井石3石、奥壁は1枚もの。墳頂には、室町時代に作られた宝塔を祀る。(別名:如宝経塔下古墳) |
posted by seiuchi
updated 2021年06月01日
updated 2021年06月01日
古墳までの通路は、敷石で整備されていますし、周りは紫陽花が植えられています。梅雨の季節の散策も良いと思います。
吉備津神社の中を探索していると、古墳らしき開口したものを発見しました。道が整備されていて、登ってみると小さな古墳がありました。入口は高さが低く、入るのが大変でした。墳頂には、灯籠と大きな木がありました。この古墳の近くに、こんもりした古墳の様なものがありました。天井石のような石も少し出ていたので、「古墳だったらいいな」と思いつつ帰りました。
吉備津神社の南斜面に有ります。古墳とすぐ分かりますが、削られて歪な墳丘です。天井石が墳丘裾に1石落下しています。羨道側は無くなり、側壁断面側が墳丘に露出しています。石室高さは、1mほどで、しゃがまないと入れません。側壁の石材は加工されず、そのまま使われている感じです。天井石入り側の1枚を支えているのは小さな石で、よくも長年支えてきたもんだと感心します。床面には、丸い小石が見られます。墳頂には巨木が1本生え、太い根が墳丘下まで伸ばしている事から、百年単位の樹齢ではないかと思います。
墳頂には、宝塔が建てられいます。脇の説明板には吉備津神社の古図の記録では、如法経塔と伝えられていると書かれているが、古墳の別名は、如宝経塔・・・と現代の読み方に変換されています。