奈良 :: 八釣・東山古墳群の地図とデータ

八釣・東山古墳群

データ
名前 八釣・東山古墳群
よみがな やつりひがしやまこふんぐん
古墳群
都道府県 奈良 ( マップ | 一覧 )
所在地 奈良県高市郡明日香村八釣23
駐車スペース なし
交通 - 徒歩

赤かめ周遊バス「明日香奥山・飛鳥資料館西」下車。八釣方面に徒歩11分

交通 - 車

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周辺情報
タグ --
キーワード

古墳群, 改葬墓, 移築保存, 復元整備, 横穴式石室

注意事項

近くに駐車場があるが、集会所のもの。細く曲がりくねった坂道の途中に赤い植え込みが目印。4号墳が見つけづらい。

紹介文

明日香村大字八釣(やつり)・東山地内に存在する古墳群。
八釣方面に向かって歩いていると八釣マキト古墳と書かれた支柱が立っているので、向かって左側の上り坂を登る。それ以外道はないのでわかりやすいと思われる。しばらく道なりに歩き、分かれ道を右折。八釣集会所のすぐ先にある。植え込みに紛れた木造りの看板が目印。非常に狭く細長い公園。
石室の形態や築造時期が判明しているのはマキト支群にある5基。
そのうち大型の横穴式石室を持つマキト1号墳、規模が小さく改葬墓とされるマキト4号墳が「八釣マキト古墳公園」として西側に移築保存されている。4号墳は入り口入ってすぐ左に移築されているが、筆者が行った時(5月)は草が多く非常に見つけづらかった。
八釣マキト1号墳は6世紀中頃に作られた直径18mの円墳。右片袖式の横穴式石室で、全長6.05m、玄室長3.55m、幅1.60m、羨道長2.50m、幅1.10m。天井石は石室内に落下していたらしい。現状は見当たらない。副葬品が多く、土器類は須恵器の短頸壺、子持壺、高杯、器台など。装身具は耳環3点、銀製空玉10点、滑石製玉5点、青色のガラス小玉142個、黄色の重層ガラス外層部1点がある。武器類は太刀の一部や刀子、刀子金具(青金具、鞘尻金具。共に純度90%)、鉄鏃。馬具は鞍金具、宝珠(鉄地銀張製、銀の純度99%)、辻金具、留金具、青金具など。
八釣マキト4号墳は規模が小さいことから改葬墓と見られる。盛り土は確認できず。石室は地山を掘り込んで構築されていた。竪穴系の小石室。長辺77cm、短辺55cm。北壁は45cmと25cmの二石を二段並べ、南壁は43cmの扁平な石材一つで構成されている。西壁は本来三石だが二石のみが現存。東壁も三石だが一部二段になっている。天井石はすでになくなっている。本来は石で蓋をしていたと見られる。敷石はないが中央北寄りと南寄りに15cmから30cmの扁平な石を並べてあり、棺台として使用したものとみられる。出土した土器は須恵器杯身2点のみ。

少し離れているが、飛鳥資料館の庭に八釣マキト5号墳が移築保存されている。
(参考・現地説明板)

posted by 勾野タマキ
updated 2019年05月17日
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4号墳説明板1号墳説明板5号墳説明板八釣マキト5号墳
八釣マキト4号墳八釣マキト1号墳
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