神奈川 :: 加瀬白山古墳の地図とデータ

加瀬白山古墳

データ
名前 加瀬白山古墳
よみがな かせはくさんこふん
前方後円墳
都道府県 神奈川 ( マップ | 一覧 )
所在地 川崎市幸区南加瀬2丁目4
駐車スペース なし
交通 - 徒歩

JR東海道線新川崎駅 20分 東急東横線日吉駅 30分

交通 - 車

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周辺情報
タグ --
キーワード

粘土槨, 木炭槨, 三角縁神獣鏡, 小形内行花文鏡, 刀身,
櫛歯文鏡, 玉類, 消滅

注意事項

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紹介文

北加瀬熊野台公園の入り口に「夢見ケ崎と鹿島田 白山古墳跡」の標識があり、「この近くに市内最大の前方後円墳の白山古墳があった。(中略)戦前川崎に進出した工場用地の盛り土用として削られ、ほぼ消滅した。」とある。また夢見が埼公園の古墳の案内板によると、実際には白山古墳はこの標識の東南方向へ直線で120mほどの丘上にあったようです。
川崎市内最大級の前方後円墳であったが、戦前に土砂採掘のため削平され墳丘は消滅しており、戦後東半分の後円部は分譲住宅地、西半分はそのまま山林と化している。
全長87m、後円部径42m、同高10m、前方部幅37m、同高5m、昭和12年、慶應三田史学会によって、西に隣接する第六天古墳と共に発掘調査された。前方部に1基の粘土槨、後円部に1基の木炭槨と2基の粘土槨が見出された。築造時期は4世紀後半。
後円部の木炭槨から、三角縁神獣鏡1、小形内行花文鏡1、刀身3、剣身6、鎌身1、鉄鏃28、刀子1、鉄斧頭5、前方部の粘土槨から、櫛歯文鏡1、管玉1、小玉4、前方部北の粘土槨から、珠文鏡1、乳文鏡1、勾玉1、管玉6、小玉67、前方部南の粘土槨から、管玉2、丸玉1、小玉10が出土するなど、副葬品は豊富。
またこの古墳の西側に隣接して第六天古墳があったがこれも同時に発掘調査されている。

posted by garan20
updated 2025年12月25日
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