加瀬台古墳群

夢見ケ崎動物公園、夢見ケ崎公園内にある。4世紀後半～7世紀にかけて築かれた11基の古墳群。

白山古墳：全長87mの前方後円墳。後円部径42m・高さ10m、前方部幅37m・高さ5m、後円部の木炭槨から三角縁神獣鏡などが出土。4世紀後半（または5世紀前半）の築造と推定されるが、墳丘は削られて現存せず。
第六天古墳：直径19mの円墳で勾玉、金銅製鈴などが出土。7世紀代の築造と推定されるが、墳丘は削られて現存せず。
1号墳：消滅
2号墳：直径15mの円墳で、霊塔の裏にあり現存。
3号墳：直径20mの円墳で、石室が開口しており、石室の形態から7世紀前半か。
4号墳（了源寺古墳）：直径21mの円墳で、了源寺本堂裏の墓地に隣接しており、出土品から５世紀前半の築造か。
5号墳：消滅
6号墳：直径24mの円墳で、墳丘上に浅間神社が鎮座。
7号墳：直径27mの円墳で、天照皇太神の社殿がある。
8号墳：直径24mの円墳で、現状はわずかな高まり。土師器などが出土、5世紀中葉の築造か。
9号墳：直径26mの円墳で、墳頂に太田道灌の碑がある。