一本杉古墳
データ
名前 | 一本杉古墳 |
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よみがな | いっぽんすぎこふん |
形 | 八角墳 |
都道府県 | 群馬 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 群馬県高崎市吉井町神保字南高原246 |
駐車スペース | 不明 |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | -- |
周辺情報 | |
タグ | -- |
キーワード | 八角墳 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
高崎市神保に広がる台地上に造られた直径21mの八角墳。古墳番号は多胡村113号墳。埋葬施設は両袖型横穴式石室だが、出土物については不明。 |
posted by kzuko
updated 2022年08月29日
updated 2022年08月29日
先日群馬県の古墳に関する論文を読む機会があり、その中にこの古墳についての詳細があったので書いておきます。
(以下要約)昭和35年に石室と墳丘の一部が発掘され、当時から円墳ではない特異な墳丘であることが認識されていた。石室はほぼ南に開口する両袖型で、全長7.05m、玄室長4.15m、同奥壁側幅1.90m、同前幅1.45mの羽子板型でやや胴張りである。発掘の成果をもとに梅澤重昭氏らは2段築成の正八角形墳と想定されている。それによれば、1段目は径23.5m、一辺9m、2段目は径18m、一辺約7mとされている。
出典:群馬県立歴史博物館紀要 第22号
右島和夫著 6世紀後半における多角形円墳の出現とその背景-群馬県地域における八角形墳の再検討- 11.19頁