八角墳とは
平面が八角形をした古墳で、発見例は十基程度です。古墳時代の終わり頃(7世紀中頃~8世紀)、近畿地方で大王の墓として採用されたものもあります。その他の地方でも小規模の八角墳が数例確認されています。
※複数の呼び名があるか、意味合いが近いものをまとめ、以下を対象にしています
八角墳八角形墳
八角墳 [ 計:12 表示:1 - 12 ]
伊勢塚古墳 - 群馬 八角墳
【いせづかこふん】
群馬県藤岡市上落合字岡318ほか
【主要な古墳】七輿山古墳の北約400m、河岸段丘上に立地する後期古墳。墳丘の...
稲荷塚古墳(多摩市) - 東京 八角墳
【いなりづかこふん】
東京都多摩市百草1140-1ほか
大栗川右岸の台地上に立地。直径34m・高さ4m、2段築成の八角形墳で周囲を幅...
梶山古墳 - 鳥取 八角墳
【かじやまこふん】
鳥取県鳥取市国府町岡益
【主要な古墳】古墳時代終末期の装飾古墳で、全国でも発見例の少ない八角形墳(変...
経塚古墳 - 山梨 八角墳
【きょうづかこふん】
山梨県笛吹市一宮町国分字経塚 山梨県森林公園金川の森
【主要な古墳】標高約348m、金川右岸の微高地上に立地。全国でも発見例の少な...
牽牛子塚古墳 - 奈良 八角墳
【けんごしづかこふん】
奈良県高市郡明日香村大字越
【主要な古墳】標高約120mの丘陵上に立地。対辺の長さ約20m・高さ約4mの...
武井廃寺塔跡(古墳) - 群馬 八角墳
【たけいはいじとうあとこふん】
群馬県桐生市新里町武井字松原峯598
古代の寺院跡として1941(昭和16)年に国指定史跡となったが、その後の調査...
束明神古墳 - 奈良 八角墳
【つかみょうじんこふん】
奈良県高市郡高取町佐田 春日神社境内
春日神社境内に所在する終末期古墳。1984(昭和59)年~1986(昭和61...
中尾山古墳 - 奈良 八角墳
【なかおやまこふん】
奈良県高市郡明日香村平田
国営飛鳥歴史公園内にある八角形墳で、対辺の長さ約20m・高さ約4m、3段築成...
中山荘園古墳 - 兵庫 八角墳
【なかやまそうえんこふん】
兵庫県宝塚市中山荘園12-298ほか
標高約75m、南に延びる尾根の先端部に立地する古墳時代終末期の八角形墳。墳丘...
野口王墓古墳 - 奈良 八角墳
【のぐちおうぼこふん】
奈良県高市郡明日香村大字野口
天武・持統天皇が埋葬された陵墓として宮内庁が管理している。同庁が公表した復元...
三津屋古墳 - 群馬 八角墳
【みつやこふん】
群馬県北群馬郡吉岡町大字大久保字三津屋2037-1 他
榛名山から緩やかな傾斜で南に伸びる丘陵の先端部付近に立地。全国でも発見例の少...
吉田古墳 - 茨城 八角墳
【よしだこふん】
茨城県水戸市元吉田町345 ほか
標高約30m、那珂川右岸の台地上に立地。現状1辺8m・高さ1.6mの方墳だが...