小田良古墳(チンカンサン)
データ
名前 | 小田良古墳(チンカンサン) |
---|---|
よみがな | おだらこふん |
形 | 円墳 |
都道府県 | 熊本 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 熊本県宇城市三角町中村小田良 |
駐車スペース | 不明 |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | 九州自動車道「松橋IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 円墳装飾古墳(線刻・浮彫)国指定史跡覆屋・保存管理施設横穴式石室石障屍床・仕切石武器装身具農工具・漁具珍名 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
宇土半島北岸の低丘陵先端部、海外沿いの高台(標高約7m)に立地。地元ではチンカンサン(珍韓さん)と呼ばれている古墳で、直径約20m前後の円墳だったとみられるが、1792(寛政4)年の雲仙岳噴火に伴う津波により墳丘等が破壊され、現在では埋葬施設の基部のみが残存している。西側に入口をもつ横穴式石室で、内部には砂岩による石障(内壁に沿って立てめぐらした板石)と、その内側を仕切石で区切って設けた屍床がある。石障には彫刻による装飾が施され、同心円文と靫、楯が描かれている。石障には赤い顔料が残っているものもあり、全体に彩色されていたとみられる。出土遺物は人骨や玉類、鉄刀、刀子、青銅製品など。5世紀中頃の築造か。国指定史跡、1979(昭和54)年指定。 |
posted by 古墳マップ運営
updated 2022年10月01日
updated 2022年10月01日
見学するには装飾古墳館に行く必要がありますが石障の浮彫が素晴らしい。
特に奥障の靭、円紋、盾は並びが左右対称に配置され、靭は矢を上下逆に立てる
まじない的な意図も見られます。(千金甲古墳一号の浮彫はさらに精練されているが)
ここから見る雲仙岳も素晴らしく特に見る物は無くてもつい立寄ってしまいます。