一本松古墳
データ
名前 | 一本松古墳 |
---|---|
よみがな | いっぽんまつこふん |
形 | 前方後円墳 |
都道府県 | 岡山 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 岡山県岡山市法界院 |
駐車スペース | あり(有料) 300円 |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | 車 |
周辺情報 | |
タグ | 前方後円墳公共施設竪穴式石室武器武具 |
注意事項 | 半田山植物園内の丘陵墳頂にあるため、入園代310円が必要 |
紹介文 |
標高85m程の丘陵上に営まれた、全長65mの前方後円墳である。後円部径43mで、南の平野側に向けた前方部がやや短く低いのが特徴である。埴輪や葺石は認められない。後円部の頂上は戦時中に高射砲陣地となった時、大きな穴があけられたが、竪穴式石室があった。東京国立博物館に保管されている副葬品には、鉄槍や一部に金を張った冑などの武器類に加え、鉄を鍛えるのに用いた金槌やヤットコがあり、この古墳に埋葬された首長と鍛冶集団の関わりが注目される。この古墳は以上のような特徴から、古墳時代中期、5世紀半頃の築造とみられている。なお、この古墳のすぐ南の尾根筋など、周辺部には、小規模な方形の古墳数基や、弥生時代の墓地などが所在している。 |
posted by seiuchi
updated 2021年06月01日
updated 2021年06月01日
岡山市の半田山に有る1本松古墳を見学してきました。半田山植物園の入場口前に有る駐車場に車を停めて、半田山への上り口を探しましたが、どうやら植物園の入場門からでないと入れないようです。入園の受け付けさんに古墳について聞くと、歩いて10分ぐらい掛るとの事です。パンフレットを貰い、丘陵への直線的な階段を上って行くと、沢山の桜の木が目に入ります。花見シーズンには沢山の人が来るんだろうなぁと思いながら上って行くと、頂上の手前に古墳の案内板が有りました。そしてすぐ上に墳丘が2基見えます。どうやら方墳のようです。更にその上の頂上にクジラの背中の様な1本松古墳(前方後円墳)が有りました。後円部には大きな穴が開いています。説明板によると戦時中の高射砲の設置跡の様です。穴の中には数個の竪穴式石室の石材が露出していました。墳頂から下を見渡すと、岡山市内が一望です。ここに古墳が造られたのも、高射砲が造られたのも分かる気がしました。