天満山古墳群
データ
名前 | 天満山古墳群 |
---|---|
よみがな | てんまやまこふんぐん |
形 | 群集墳 |
都道府県 | 岡山 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 岡山県倉敷市福江 |
駐車スペース | あり(無料) |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | 瀬戸自動車道「水島IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 群集墳石室露出横穴式石室 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
5基から成る古墳群とされるも、もう1基5号墳の南側80mの緩やかな谷間の竹林に情報無しの古墳が存在する。 |
posted by seiuchi
updated 2021年08月01日
updated 2021年08月01日
見学コースは3号墳⇒1.2号墳⇒4号墳⇒5号墳⇒下山中に情報無し古墳に当たる。
3号墳
丘陵南斜面の中腹を、東西に歩く小道の上側10mに、天井石1石と左側壁の一部が露出しています。南西に開口する横穴式石室だったと思われます。下方にも天井石らしき石材が存在します。墳丘南裾に、人工的に置かれた30㎝ほどの小石が見られます。
1.2号墳
天満山山頂の西側付近に、天井石らしき物が見えたが、やはり情報通り特定できず。
4号墳
天満山山頂の南側に、竹林と雑木の混生地に低い墳丘が有ります。南に開口する横穴式石室で、現存石室長さ5m、幅0.9m、高さ1.1m程度です。奥壁は鏡石に1段付け足しです。鏡石は横に割れています。羨道側の右側壁は、開いている様に見えます。
5号墳
4号墳の西側20mに隣接しています。封土は流出し、石室が露出しています。南に開口する横穴式石室で、現存石室長さ3.8m、幅0.9m程度です。天井石は奥壁側に1石が載り、あとは外されています。羨道側にも天井石らしき石材が2石散在します。
情報無し古墳
5号墳を見学後、帰路のため南側の谷間の竹林斜面を80mほど下りていた所、箱型の妙な石積みが見え、なんやろかなぁと思いながら西側に回り込むと、横穴式石室が開口していた。遺跡地図ではこの場所には古墳は無く、漏れた古墳かと思いながら見学する。現存石室長さ5m、幅1.3m、高さ1.5m程度です。天井石は3石で、奥壁は鏡石に上側2段の付け足しです。墳丘の封土は無く、北側は直線的な石積みです。おそらくこの一帯の竹林に、畑の痕跡の石段が見える事から、後世に墳丘周りの石積みが行われた様に感じます。(#^.^#)