摩利支天古墳
データ
名前 | 摩利支天古墳 |
---|---|
よみがな | まりしてんこふん |
形 | 円墳 |
都道府県 | 岡山 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 岡山県倉敷市有城 |
駐車スペース | あり(無料) |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | 山陽自動車道「倉敷IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 円墳石室露出横穴式石室 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
岡山短期大学の南東側の竹林に位置。南南東に開口する横穴式石室。天井石は6石残るも、1石は羨道側に落下している。 |
posted by seiuchi
updated 2023年11月01日
updated 2023年11月01日
丘陵の東から上がって行くと竹林に有りました。封土は流出気味で、高さ2m強、長さ7mほどの細長い形になっていて、西側と奥壁は石材が完全に露出しています。墳頂には3本の大きな木が生えていて、摩利支天の碑の台座を呑み込んでいるような感じです。
石室入口に石材が1石転んでいます。閉塞石かと思いましたが、天井石の落下のようです。
石室の大きさは長さ5.3m、幅1.4m、高さ1.4mほどで、無袖式の石室のようです。奥壁は鏡石で、側壁は持送りの石積みです。
番外
丘陵に上がる集落に蘇良井戸の標識が有り、帰りに寄ってみると、すぐ近くの民家の脇に有りました。チェーンが掛けられていて、中を見る事は出来ませんでしたが、なんでも1184年の源平藤戸の戦いで、源氏の兵士の飲み水に使われたとか。現在でも岡山の名水として知られているようです。