大代古墳
データ
名前 | 大代古墳 |
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よみがな | おおしろこふん |
形 | 前方後円墳 |
都道府県 | 徳島 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 徳島県鳴門市大津町大代 |
駐車スペース | 不明 |
交通 - 徒歩 | 鳴門線「立道駅」または「金比羅駅」よりタクシー利用 |
交通 - 車 | 四国横断自動車道「鳴門IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 前方後円墳国指定史跡埴輪器財埴輪家形埴輪竪穴式石室石棺棺 舟形鏡武器武具装身具農工具・漁具 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
全長54m、高さ6.7mの前方後円墳。鳴門板野古墳群の1基で、築造時期は古墳時代前期(4世紀末期)とされている。主体部は竪穴式石室で、その内部に刳抜式舟形石棺が発見された。石棺は香川県大川郡産の火山岩の白色凝灰岩の可能性があり、石棺の内外全面には水銀朱の塗布が確認されている。石棺内床面からは滑石製臼玉28点、緑色凝灰岩製管玉1点、石棺外に鉄剣1振が出土した。また過去に盗掘されて副葬品は原位置から離散しており、盗掘埋土からは銅鏡片(獣形鏡)2点、管玉4点、臼玉510点、銅鏃7本、鉄鏃26本、鉄剣片10点、鉄刀片4点、鉄矛(鉾)片7点、短甲(長方板革綴短甲)1領、鋤先2点、鉄斧5丁、刀子15点、鉇16点、鉄鎌2丁、鑿2点が出土した。他主体部南東の落ち込みから碧玉製勾玉、緑色凝灰岩製大形管玉2点、緑色凝灰岩製管玉8点、銅鏡片2点が出土した。もともと四国横断自動車道の工事にあわせて丘陵部をオープンカット工法で掘り進める予定であったが、古墳の存在が確認され、その遺跡価値からトンネル工法に変更され、現地保存されることになった。なお大代古墳は古墳群を形成しており、前方後円墳の南北にそれぞれ1基ずつ円墳がある。また鳴門西PAに説明板が設置されている。 |
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updated 2019年09月14日
updated 2019年09月14日
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