虫名古墳
データ
名前 | 虫名古墳 |
---|---|
よみがな | むじなこふん |
形 | 円墳 |
都道府県 | 岡山 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 岡山県岡山市北区御津野々口 |
駐車スペース | 不明 |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | 山陽自動車道「岡山IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 円墳町指定史跡周濠・周堤横穴式石室 |
注意事項 | 野々口西バス停付近に駐車スペース |
紹介文 |
虫名古墳は直径9m、高さ2mの円墳です。周りには空掘があります。墳丘の中央に横穴式石室があります。石室内はかなり土で埋っていますが、長さ6.5m、幅1.4m、高さは現状で1.5mあります。古くから入口が開いていたため、内部から何も見付かっていませんが、古墳時代後期(6世紀頃)に造られたようです。このあたりの有力農民の一族が葬られたのでしょう。横穴式石室は石を積んで部屋を造ったもので、死者を入れる玄室、通路の羨道からなります。 |
posted by seiuchi
updated 2021年08月01日
updated 2021年08月01日
国道53号線脇の池の北側から丘陵に向うと、山裾の民家脇に有る看板が目に入ります。谷脇の山道を90mほど上がって行くと、道脇にすぐ古墳が有ります。横穴式石室が開口していますが、GISでは北西になっているのに南西に開口しています。石室の主軸方向は南北で、羨道側の墳丘は山道や下方の開墾(昔の水田?)で削られています。天井石5石、奥壁は鏡石にコーナー部の凹部に石をはめ込んでいます。石室の幅は奥壁側1.2mに対し、入り側は1.5mと広くなっています。
北西側20m付近に名称無しの古墳が存在しています。墳丘の西側はよく残るも天井石は消失し、奥壁と側壁の一部が露出しています。石室幅は1.1m程度で、石室の方向は虫名古墳と同じ南方向にあわせています。
番外
帰り道、池周辺を歩いていると、北西方向約500mほど先の里山の裾に史跡の看板らしき物が有るのが目に留まり、気になり車を走らせてみた。看板を見ると、浄瑠璃、歌舞伎の主人公になっている八百屋お七と吉三郎のお墓が有るようです。名前は聞いた事はあるが、まさかこんな所にお墓が存在しているとは、と思いながら手を合わせて帰る。