mirukashiさんのプロフィール
Google MAPをナビに使うと真横まで案内してくれますが、道が狭く普通車で行くと後悔します。もちろん横に止めて見学はダメです。発心公園への道(県道798)沿いに公共駐車場があるのでそこ利用がおすすめです。
柵がありますので玄室には入れません。開口部は低いのでしゃがんでからのぞき込む見学スタイルになります。地面に両膝をつく位は覚悟しましょう。墳丘上に玄室内の照明スイッチがありますので手ぶらで見学可能ですが、石棺内部は真っ暗なので赤色顔料を確認するのであればライトも有った方が良いですね。
とても目立つ古墳ですので気になっていたのですがついに寄ってみました。 石室はほとんど頂上にあるのでさすがに竪穴系といった所ですね。 墳頂から北を臨むとおつぼ山神籠石方面がすぐそこに見えます。 巨大な円墳近くのよく解らない遺跡…ロマンだなぁ
見学するには装飾古墳館に行く必要がありますが石障の浮彫が素晴らしい。 特に奥障の靭、円紋、盾は並びが左右対称に配置され、靭は矢を上下逆に立てる まじない的な意図も見られます。(千金甲古墳一号の浮彫はさらに精練されているが) ここから見る雲仙岳も素晴らしく特に見る物は無くてもつい立寄ってしまいます。
googleマップのストリートビューで石室内部に入れます。 地元の方の話によると石室は防空壕として使われたこともあるようです。 古墳の南南東の四つ角には覆土を失った横穴石室らしき遺構もあります。 ※お地蔵さんがまつられた祠と水路になっている。
案内板が新しくなっているようなのでアップしました。 以前のものより説明が簡単になっているようです。 前室の線刻画も撮りましたが…沢山の銛の刺さった鯨でしょうか? 当時、鯨狩りは命がけと思われます。被葬者の武勇を誇る目的もあったのかも知れませんね。 小型ですが見どころ多き古墳です。
近くの古墳に伊万里市の小島古墳が表示されますが、 どちらも当時伊万里湾に浮かぶ小島に造られたと言う共通点があります。 横島古墳全景の樹間の白いところは海面です。 荒海のイメージがある玄界灘ですが、 福島が蓋になっている伊万里湾はとても穏やかです。
主軸を東西に取り前方部は西に向けています。 古墳の南側に地山を削ったような跡があり古墳と地山を分けています。 北は急斜面でそのまま海に落ちているので築造当時は海上からよく見えたはずです。(むしろ海上から見た姿を意識して築造されている感じがします。) 古墳周辺は薄暗い常緑照葉樹林帯ですので下草がほとんど生えず、大きめの葺石が墳丘の表面にそのまま残っているのが観察できます。
糸島市のHPにて調査資料を公開しています。 https://www.city.itoshima.lg.jp/s033/010/020/tomariotuka.pdf 泊大塚古墳、御道具山1号墳、御道具山2号墳で泊古墳群を構成。
2021年1月11日現在、入り口には柵が設置され施錠されています。 照明も作動しませんでした。
落下した玄室天井石の部分から見学することになります。 幾何学文様系の代表的装飾古墳。 いっぺん見たほうが良か。
若宮古墳群では最初に築かれたようです。 畿内型の特徴が出土品に数多く見られます。 金銅製の武具は馬上で日に輝き、 ヤマトの威光を周辺に知らしめたのかもしれません。
八女丘陵の西の端、九州北部最大の岩戸山古墳を含む丘陵上の前方後円墳では一番古く、筑紫君磐井に連なる国造の墓ではないかと考えられています。 名前の「石人山」は主体部を護る様に立つ「石人さん」が由来のようです。
公民館のレプリカは西石室の長持形石棺です。 東西二つある後円部の石室は国内最古級の竪穴系横口式石室でどちらにも一基ずつ長持形石棺が収められていました。現在も石室内へ埋め戻し保管されています。 公民館の説明版に因ると東石室の石棺のほうが丁寧な加工が施されているそうです。
5世紀後半に造られた全長91mの前方後円墳。 月岡古墳、日岡古墳と共に若宮古墳群を構成し月岡古墳の次に作られた。 後円部と前方部に初期の横穴式石室を持つが、昭和28年水害の災害復旧のための土取りで後円部が削られ第1石室は消失。(現存長約70m) 多数の武具、馬具が出土、出土品は浮羽歴史民俗資料館に展示されている。
コメント (30)
Google MAPをナビに使うと真横まで案内してくれますが、道が狭く普通車で行くと後悔します。もちろん横に止めて見学はダメです。発心公園への道(県道798)沿いに公共駐車場があるのでそこ利用がおすすめです。
柵がありますので玄室には入れません。開口部は低いのでしゃがんでからのぞき込む見学スタイルになります。地面に両膝をつく位は覚悟しましょう。墳丘上に玄室内の照明スイッチがありますので手ぶらで見学可能ですが、石棺内部は真っ暗なので赤色顔料を確認するのであればライトも有った方が良いですね。
とても目立つ古墳ですので気になっていたのですがついに寄ってみました。
石室はほとんど頂上にあるのでさすがに竪穴系といった所ですね。
墳頂から北を臨むとおつぼ山神籠石方面がすぐそこに見えます。
巨大な円墳近くのよく解らない遺跡…ロマンだなぁ
見学するには装飾古墳館に行く必要がありますが石障の浮彫が素晴らしい。
特に奥障の靭、円紋、盾は並びが左右対称に配置され、靭は矢を上下逆に立てる
まじない的な意図も見られます。(千金甲古墳一号の浮彫はさらに精練されているが)
ここから見る雲仙岳も素晴らしく特に見る物は無くてもつい立寄ってしまいます。
googleマップのストリートビューで石室内部に入れます。
地元の方の話によると石室は防空壕として使われたこともあるようです。
古墳の南南東の四つ角には覆土を失った横穴石室らしき遺構もあります。
※お地蔵さんがまつられた祠と水路になっている。
案内板が新しくなっているようなのでアップしました。
以前のものより説明が簡単になっているようです。
前室の線刻画も撮りましたが…沢山の銛の刺さった鯨でしょうか?
当時、鯨狩りは命がけと思われます。被葬者の武勇を誇る目的もあったのかも知れませんね。
小型ですが見どころ多き古墳です。
近くの古墳に伊万里市の小島古墳が表示されますが、
どちらも当時伊万里湾に浮かぶ小島に造られたと言う共通点があります。
横島古墳全景の樹間の白いところは海面です。
荒海のイメージがある玄界灘ですが、
福島が蓋になっている伊万里湾はとても穏やかです。
主軸を東西に取り前方部は西に向けています。
古墳の南側に地山を削ったような跡があり古墳と地山を分けています。
北は急斜面でそのまま海に落ちているので築造当時は海上からよく見えたはずです。(むしろ海上から見た姿を意識して築造されている感じがします。)
古墳周辺は薄暗い常緑照葉樹林帯ですので下草がほとんど生えず、大きめの葺石が墳丘の表面にそのまま残っているのが観察できます。
糸島市のHPにて調査資料を公開しています。
https://www.city.itoshima.lg.jp/s033/010/020/tomariotuka.pdf
泊大塚古墳、御道具山1号墳、御道具山2号墳で泊古墳群を構成。
2021年1月11日現在、入り口には柵が設置され施錠されています。
照明も作動しませんでした。
落下した玄室天井石の部分から見学することになります。
幾何学文様系の代表的装飾古墳。
いっぺん見たほうが良か。
若宮古墳群では最初に築かれたようです。
畿内型の特徴が出土品に数多く見られます。
金銅製の武具は馬上で日に輝き、
ヤマトの威光を周辺に知らしめたのかもしれません。
八女丘陵の西の端、九州北部最大の岩戸山古墳を含む丘陵上の前方後円墳では一番古く、筑紫君磐井に連なる国造の墓ではないかと考えられています。
名前の「石人山」は主体部を護る様に立つ「石人さん」が由来のようです。
公民館のレプリカは西石室の長持形石棺です。
東西二つある後円部の石室は国内最古級の竪穴系横口式石室でどちらにも一基ずつ長持形石棺が収められていました。現在も石室内へ埋め戻し保管されています。
公民館の説明版に因ると東石室の石棺のほうが丁寧な加工が施されているそうです。
5世紀後半に造られた全長91mの前方後円墳。
月岡古墳、日岡古墳と共に若宮古墳群を構成し月岡古墳の次に作られた。
後円部と前方部に初期の横穴式石室を持つが、昭和28年水害の災害復旧のための土取りで後円部が削られ第1石室は消失。(現存長約70m)
多数の武具、馬具が出土、出土品は浮羽歴史民俗資料館に展示されている。