剣戸古墳群
データ
名前 | 剣戸古墳群 |
---|---|
よみがな | けんとこふんぐん |
形 | 古墳群 |
都道府県 | 岡山 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 岡山県津山市福田 |
駐車スペース | 不明 |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | 中国自動車道「院庄IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 円墳前方後円墳古墳群市指定史跡横穴式石室陶棺伝説・神話 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
現存12基からなる古墳群。(前方後円墳1基と円墳11基) |
posted by seiuchi
updated 2021年07月01日
updated 2021年07月01日
国道脇の駐車スペースに車を停めて、丘陵の古墳群を目指します。見学は丘陵の山裾の古墳から、尾根を登るコースです。
14号墳(剣戸東塚古墳)
集落が3軒ほど有る谷を歩いて行くと、すぐ墳丘が見えたので分かりました。墳丘前には駐車場が有りますが、ポールに鍵が掛っていて、利用が出来ないようです。(宗教的な古墳の様で、関係者専用の駐車場?)古墳脇の説明板には、江戸時代、僧と女性信者4人が入定したと言う事が書かれています。入口には扉が有ります。扉を開けると、線香の香がする様な気がします。今まで見た石室とは雰囲気が違い、一礼して入ります。奥壁には、お経が彫られていて、前には祭壇が有り、神聖な感じです。石室は全長9.8mと言う事で、なかなか大きな無袖式の石室です。
13号墳(剣戸西塚古墳)
14号墳の西側20mに隣接して有ります。この古墳も全長9.7mと言う事で、大きな横穴式石室です。奥壁は2枚合わせた様な造りが特徴的です。この後、丘陵裾を回り込んで、尾根先端を目指します。
12号墳
尾根先端に前方部を北西に向けた、全長14.5mの前方後円墳が有ります。小さな古墳ですが、後円部西側に盗掘坑見たいな凹みが有り、その下方に天井石1石が転んでいる事から、横穴式石室がこの位置かと想像します。
11号墳
12号墳の上側50mの位置に有ります。墳丘は良く残っています。そして小さな横穴式石室が西に開口しています。脇にはレンガ色の焼き物片が転んでいました。小さな石に頭を突っ込んで見ると、前方が下がる方向で、石室らしきものが見えます。芋虫状態で、更に足まで入ってみると、泥の中に埋まった様に見える石の側壁が、崩れそうに見えます。しかもこのまま入ると、体を反転出来るか不安になります。こんな所で生き埋めになると怖いので、芋虫状態のまま、足から脱出した。
9号墳
7号墳の上10mに隣接。墳頂に盗掘坑らしき凹み。
7号墳
10号墳の上側30mに位置。南西に開口する横穴式石室。石室の石材は歪な小さい物が使われていて、竪穴式石室の石積みに似ています。羨道側は埋もれ、天井石らしき石材が転んでいます。
6号墳
8号墳の東30mに位置。南に横穴式石室が開口している。天井石は4石で、石室内に陶棺片が沢山散らばっています。突起の有る物や、色にばらつきが見えておもしろいです。