虎塚古墳
データ
名前 | 虎塚古墳 |
---|---|
よみがな | とらづかこふん |
形 | 前方後円墳 |
都道府県 | 茨城 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 茨城県ひたちなか市中根字指渋3494-1 |
駐車スペース | あり |
交通 - 徒歩 | ひたちなか海浜鉄道湊線・中根駅(無人)より徒歩約20分 |
交通 - 車 | 東水戸道路「ひたちなかIC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 前方後円墳装飾古墳(彩色)国指定史跡保存良好覆屋・保存管理施設周濠・周堤横穴式石室両袖型 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
標高約21m、中丸川左岸の台地上に立地。全長56.5mの前方後円墳。後円部径32.5m・高さ5.5m、前方部幅38.5m・高さ5.2m、墳丘の周囲には左右非対称の堀がめぐる。埴輪は見つかっていない。埋葬施設は後円部南側に入口をもつ両袖型の横穴式石室で全長約4.6m、玄室・玄門・羨道で構成されており、凝灰岩の切石等を用いて構築されている。玄室部は長さ3.0m・幅1.5m・高さ1.4m、壁面全面には白色粘土で下塗りがされており、その上に赤い顔料(ベンガラ)を用いて円文や三角文、武具とみられる文様などが描かれている。特に目を引くのは奥壁に描かれた2つの円文で、コンパスのようなものを使用して描かれたとみられ、中央部はベンガラが塗布されていない。石室に描かれたこれらの文様が何を表現し、どのような意味が込められているのかは様々な説があるが、結論は出ていない。室内からは成人男性とみられる人骨のほか漆塗りの大刀や鉄製品などが、前庭部からも鉄製品が出土した。7世紀初頭の築造、7世紀中頃には追葬が行われたようである。国指定史跡、1974(昭和49)年指定。出土品も1980(昭和55)年に市の文化財・考古資料に指定された。 |
posted by 古墳マップ運営
updated 2022年03月28日
updated 2022年03月28日
投稿写真 (58)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
古墳手前に設置してある男性用トイレは実に懐かしいものでした。コンクリートの壁と溝で構成されています。昭和30年代を思い出します。改築などせず,現状維持がいいですね。
今春は逃してしまったので、秋に行ってみたいと思います。
平成25年、今年の秋も、平成25年11月1日(金曜日)から4日(月曜日)、11月7日(木曜日)から10日(日曜日)公開されるようです。詳しくは、ひたちなか市のHPで確認下さい。
2011秋の石室公開に行ってきました。石室は震災の影響はなかったよですが、春の公開はなかった?日曜のためか、見学者が多く、数人で順番にガラス越しでの見学です。石室保護のため照明は暗くしているが、あざやかな朱色は原寸大レプリカ同様に残っていて、一見の価値はある。なお、写真撮影は不可になっていているが、石室保護のためには好ましい処置かも。(レプリカの撮影で我慢した)