広島 :: 二子塚古墳の地図とデータ

二子塚古墳

データ
名前 二子塚古墳
よみがな ふたごづかこふん
前方後円墳
都道府県 広島 ( マップ | 一覧 )
所在地 広島県福山市駅家町中島・新山
駐車スペース あり
交通 - 徒歩

JR福塩線「近田駅」より徒歩

交通 - 車

山陽自動車道「福山東IC」降車

周辺情報
タグ 前方後円墳国指定史跡周濠・周堤横穴式石室両袖型石棺武器馬具土器・容器
注意事項

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紹介文

全長68mの前方後円墳。後円部径41m・高さ6.5m、前方部幅27m・高さ4m、周囲を幅1.6~4mの溝がめぐる。後円部と前方部に1基づつ横穴式石室が構築されている。後円部の石室は南側に入口をもつ両袖型で全長14.9m、玄室部長さ6.8m・幅2.1~2.6m・高さ3.3m、羨道部長さ8.1m・幅1.6~1.9m・高さ2.2~2.4mを測る。玄室床面には拳大の河原石が敷かれ、室内からは竜山石製の組合式石棺の破片が見つかった。羨道前には側壁をもつ墓道(前庭部)が設けられており、それを含めた全長は22m以上に及ぶ。前方部の石室は破壊されていたが、全長12.6mと確認されている。出土遺物は金銅製環頭太刀柄頭や馬具、土師器、須恵器など。6世紀後半~7世紀初頭の築造。
県指定史跡、1948(昭和23)年指定。
国指定史跡、2009(平成21)年指定。

posted by 古墳マップ運営
updated 2022年05月16日
投稿写真 (21)
前方部石室入口(固められて中は見えず)
  • 前方部石室入口(固められて中は見えず)
  • by hedgehog
  • 2022年05月撮影
後円部石室墓道後円部石室石室奥壁
石室入口最明寺板碑最明寺板碑看板案内と前方部(奥は後円部)
  • 案内と前方部(奥は後円部)
  • by セイウチ
  • 2014年09月撮影
前方部前に有る標識(現在位置と古墳形状)
  • 前方部前に有る標識(現在位置と古墳形状)
  • by セイウチ
  • 2014年09月撮影
前方部(凹みは発掘跡)前方部の発掘跡(復旧未実施)
  • 前方部の発掘跡(復旧未実施)
  • by セイウチ
  • 2014年09月撮影
前方部から後円部の方向撮影
  • 前方部から後円部の方向撮影
  • by セイウチ
  • 2014年09月撮影
コメント (3)
むーちゃん - 2019/06/20 16:33:44

2019/6/1工事完成の現地説明会に行きました。後円部石室床の川原石は、現状で保護するため土で覆ってあり、見学時は足下の土の下でした。また、石棺の側石は一部補われていました。前方部石室は、完全に塞がれていました(>_<)石取りをした残りの石が、すぐ南の崖下に数個転がっています。

private-user - 2016/04/06 22:05:43

二子塚古墳の北東方向にある最明寺に石棺の側石を転用したと思われる板碑(いたび)が残されています。

セイウチ - 2014/09/10 23:13:31

公園のそばを通って行くと直ぐ案内のポールが有りました。奥を見ますと、盛り土が見られるが、半分近くが削られて道がつけられています。古墳周りにロープも張られています。状況がよく判らないため、とりあえずロープの所に行って見ると、古墳の形状を書いた標識が有ったので、それで古墳の現物と照らして見る。手前に有るのが前方部で、石室を発掘したため、大きく削られている。土にはビニールが敷かれており、まだ復元はされていません。(まだ調査中?)古墳上の歩道を通り、後円部の方に行くと、墳頂上は破壊され、南側に石室が開口していますが、蓋がしてあり、中を見る事は出来ません。そばには、どのうが置かれ、まだ作業中の感じがします。この古墳は広島を代表する国指定の古墳と言う事です。石室が見える形で復元していただきたいです。