奈良 :: 西殿塚古墳の地図とデータ

西殿塚古墳

データ
名前 西殿塚古墳
よみがな にしとのづかこふん
前方後円墳
都道府県 奈良 ( マップ | 一覧 )
所在地 奈良県天理市中山町
駐車スペース なし
交通 - 徒歩

JR桜井線「長柄駅」より徒歩

交通 - 車

西名阪自動車道「天理IC」降車

周辺情報
タグ 前方後円墳陵墓段築葺石埴輪
注意事項

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紹介文

全長約230mの前方後円墳。後円部径約140m・高さ約16m、前方部幅約130m・高さ約12m、後円部は東側3段・西側4段、前方部は東側1段・西側2段築成と考えられており、各墳頂部には方形壇が存在するという。墳丘周辺部の発掘調査では葺石・埴輪列が確認されている。継体天皇の皇后・手白香皇女が埋葬された陵墓として宮内庁が管理しており、墳丘の調査はされていない。築造時期は3世紀末~4世紀初頭と推定されている。陵墓名・衾田陵(ふすまだのみささぎ)。

2012(平成24)年2月、奈良県立橿原考古学研究所とアジア航測株式会社による西殿塚古墳と箸墓古墳(桜井市)の3次元航空レーザー計測が行われ、6月に結果が発表された。それによると、西殿塚古墳は後円部・前方部ともに東側3段・西側4段築成であることが明らかになったとしている。

2012(平成24)年8月、前方部墳頂の方形壇中央部が東西2m・南北1mにわたり盗掘される事件が発生した。

2014(平成26)年4月、上記の事件を受けて宮内庁書陵部が調査したところ、1辺22m・高さ2.2mの方形壇全体が石積みで構築された可能性が高いことが判明した。

posted by 古墳マップ運営
updated 2021年05月01日
投稿写真 (13)
案内板(写真部分)案内板(文字部分)前方部(西側から)後円部(西側から)
後円部(北の道路から)無題後円部北端と二上山遠望
  • 後円部北端と二上山遠望
  • by 浮雲
  • 2006年05月撮影
拝所正面
  • 拝所正面
  • by 浮雲
  • 2006年05月撮影
宮内庁陵墓指定石標
  • 宮内庁陵墓指定石標
  • by 浮雲
  • 2006年05月撮影
宮内庁陵墓
  • 宮内庁陵墓
  • by 浮雲
  • 2006年05月撮影
西より拝所側面
  • 西より拝所側面
  • by 浮雲
  • 2006年05月撮影
南より墳丘西面
  • 南より墳丘西面
  • by 浮雲
  • 2006年05月撮影
コメント (2)
yuki1949 - 2018/10/27 22:36:42

大きな古墳である。北側の後円部から西側の前方部までは家屋が少なく道路から墳丘が良く見える。東側はよくわからないが、見学する道がないかも。参拝所は東側のあぜ道からのアクセスとなる。

浮雲 - 2011/11/22 07:05:52

山之辺の道から少し離れた場所にありますが周囲は全て古墳と言ってもいい場所ですから山之辺の道を歩いて古代の雰囲気を楽しみながら寄られることをお勧めします。

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