岩屋山古墳
データ
名前 | 岩屋山古墳 |
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よみがな | いわややまこふん |
形 | 方墳 |
都道府県 | 奈良 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 奈良県高市郡明日香村大字越字岩屋 |
駐車スペース | あり |
交通 - 徒歩 | 近鉄吉野線「飛鳥駅」より徒歩 |
交通 - 車 | -- |
周辺情報 | |
タグ | 方墳国指定史跡段築横穴式石室両袖型切石の使用排水溝 |
注意事項 | 飛鳥駅前にレンタサイクル有り |
紹介文 |
標高約95m、高取川左岸の丘陵先端部に立地。墳丘は1辺約40m・高さ約12m、版築によって2段に築かれており、上段は八角形の可能性もあるようだ。埋葬施設は南に開口する両袖型の横穴式石室で全長17.76m、玄室部長さ4.86m・奥壁高2.96m、羨道部長さ12.96m・最大幅2.30m・最大高2.18m、石英閃緑岩(通称・飛鳥石)の切石を用いて構築されており、石材の加工・石組み技術の高さは素晴らしい。石材間に充填された漆喰(築造時のものではないらしい)や、羨門部の天井石に彫り込まれた溝(石室内に水が入ることを防ぐ目的か)も必見である。土師器や須恵器のほか陶磁器、古銭などが出土しており、石室は古くから開口していたようだ。7世紀前半の築造。国指定史跡、1968(昭和43)年指定。 |
posted by 古墳マップ運営
updated 2024年04月01日
updated 2024年04月01日
投稿写真 (42)
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飛鳥駅のすぐそばにあります。車で行けなくもないですが、道が狭いので止めておいた方が無難でしょう(私は歴史公園に駐車して行きました)。左右側壁のシンメトリーな巨石の石積、正に「奈良の古墳」「飛鳥の古墳」という感じです。行って絶対損はない古墳でした。
古墳の入口は南側の細い道路にあり、道路から石室が開口した墳丘が見えます。終末期に見られる石材加工や石組みの見事さは、現代と変わらぬ美しさであり、緻密さでもあるようです。