狐井城山古墳
データ
名前 | 狐井城山古墳 |
---|---|
よみがな | きついしろやまこふん |
形 | 前方後円墳 |
都道府県 | 奈良 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 奈良県香芝市狐井中山 |
駐車スペース | 不明 |
交通 - 徒歩 | 近鉄大阪線「五位堂駅」より徒歩 |
交通 - 車 | -- |
周辺情報 | |
タグ | 前方後円墳葺石埴輪周濠・周堤石棺棺 長持形 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
狐井丘陵南部に築造された全長約140mの前方後円墳。後円部径85~90m、前方部幅約110m、葺石・埴輪を備え、周囲には幅約18mの濠と堤が巡る。埋葬施設は不明だが、前方部の北東側外堤付近で長持形石棺の蓋石が出土、古墳付近の川からも長持形石棺の蓋石や竪穴式石室の天井石が見つかっている(市指定有形文化財・考古資料)。6世紀前半の築造。 |
posted by 古墳マップ運営
updated 2023年05月27日
updated 2023年05月27日
周濠の先に樹木が生い茂る墳丘が見える古墳であり、宮内庁管理の古墳によくあるタイプの古墳である。墳丘は古墳の西側道路から観察できるようで、他からは見えないようである。北側から前方部が見える場所を捜したが無いようである。なお、北側の神社にここの地名「狐井」の由来が書かれたものがあり、それによると、狐が掘り当てた井戸のことのことのようである。
周辺で発見された石棺遺物を見に、香芝町ふたかみ文化センターと阿弥陀橋へ。センターの前庭には、付近の川から引き揚げられた実物と、南5~600mの阿弥陀橋の、石棺片の復元蓋石が展示してあります。
実物の方の縄掛け突起は無くなっていますが、痕跡が判りました。
阿弥陀橋には石棺蓋石と天井石。地面に置かれた蓋石には、縄掛け突起が手前と向こう側に一対、側面には真っ二つ?に割られたクサビ痕があるように見えます。その片割れ(多分)は、奥に立てられていて、 一見お地蔵様の頭部のような部分は、縄掛け突起に見えます。
主も、居場所も失った石棺達。どういった事情で川に放置される事になったのでしょう。川に浸かっていたとはいえ、千数百年を経て来た物です
今後の為にも、せめても雨露を避けるように出来れば良いのに。と思いました。
武烈天皇陵である可能性が浮上してきたみたい。楽しみ。
皆さん、荒らさないでね。