梵天山古墳群
データ
名前 | 梵天山古墳群 |
---|---|
よみがな | ぼんてんやまこふんぐん |
形 | 古墳群 |
都道府県 | 茨城 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 茨城県常陸太田市島町 |
駐車スペース | 不明 |
交通 - 徒歩 | JR水郡線「河合駅」より徒歩、又は常陸太田駅からバス |
交通 - 車 | 常磐自動車道「那珂IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 前方後円墳横穴墓古墳群県指定史跡 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
県指定史跡。主墳は全長151mの前方後円墳の梵天山古墳。周辺に阿弥陀塚、高山塚、円塚、富士山塚、南天塚等13基の古墳が存在する。 |
posted by yuki1949
updated 2024年02月23日
updated 2024年02月23日
古墳群については、梵天山古墳の説明パネルに構成する各古墳の配置図がある他は、主だった古墳に名称の標柱が立つのみで、各々の規模、築造時期、編年等はよくわからない。
国道地理院の陰影起伏地図を見ると、古墳群のある台地の久慈川を直に臨む段丘のへりに、主墳の梵天山古墳の後円部より大きな円丘が在り、比較推測すると直径は80m超えているよう。久慈川方向からの視認度では一番だろう、段丘直下には島横穴墓群が在るという場所。地図にも載っておらず。古墳だとすると全国的にも十指に入る大型円墳になる?。と、行って見た。
主墳1号梵天山古墳、2号阿弥陀塚古墳と見て回るうちに、見当がついた杉木立の例の円丘に向かう。近付くと下草が刈られた緩やかな墳丘裾。数基のお墓が在り、そばに標柱「3号墳、高山塚古墳」が立つ。古墳は間違いないようだが。説明パネル等は見当たらず詳細は不明だ。少し上って石祠(2基)前を通ると、平らで小広い墳頂。西の久慈川方面は、杉が防風林のように立ち塞がって展望はきかなかったが、下に造り出しのような小高い段?上に数基の墓石も見えた。
墳形は中華鍋を伏せた位の感じで、梵天山古墳の後円丘よりも、なだらかに感じた。樹木が間伐、枝打ちされ、見通し良く、開けた感じが一層そう感じさせるのかもしれない。
高さは2号墳より高く、10m位は在るかもしれない。
途中、竹ぼうき、立ち鎌、熊手等が置かれていて、地元の保存会によって綺麗に手入れされているようだ。
2号墳:阿弥陀塚古墳は、杉木立に覆われた推定径30m・高さ4mの円墳。こちらも説明パネルは無く、公式データは不明。名称のみの標柱が立つ。
墳頂は墓所で、手すりの付いたしっかり固められた参道が、二ヶ所設けられている。
降りる途中、手前、丘の裾から、サササーっと走り去る獣を見た。ネコではない、イヌより細く、イタチより太い。多分キツネだ。
音もたてず鋭敏だった。
JR水郡線「河合駅」(無人駅)から徒歩での見学では、JR水郡線は1~1.5時間に1本程度のため時刻表に注意が必要。また、常陸太田駅からのバスも便数が非常にすくないので注意してください。駅から古墳群までは2.5km程度です。駅から幹線道路166号を北上します。田んぼが道路の両脇に広がる田園風景の道を10分程度歩くと、梵天山入口の交差点の到着します。ここを左折しますが、交差点にある看板には1500mとあります。この道を1km程度進むと、左側に大きな石の灯篭があり、右側にヤマザキのお店(コンビニ?)があります。このお店の前を右折すると宝金剛院の入口に到達します。主墳は宝金剛院の裏にあります。宝金剛院の前を左に進んでいくと阿弥陀塚や高山塚等があります。