朱千駄古墳
データ
名前 | 朱千駄古墳 |
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よみがな | しゅせんだこふん |
形 | 前方後円墳 |
都道府県 | 岡山 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 岡山県赤磐市穂崎 |
駐車スペース | あり |
交通 - 徒歩 | 岡山駅よりバス利用 |
交通 - 車 | 山陽自動車道「山陽IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 前方後円墳段築埴輪石棺棺 長持形鏡武器装身具土器・容器 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
標高約30m、砂川右岸の丘陵裾部に立地。残存長約65mの前方後円墳で、墳丘は2段築成で埴輪を備える。かつて後円部中央から竜山石製の長持形石棺が掘り出され、副葬品として鏡や玉類、蛇行状鉄器、刀剣類などが出土したという。古墳名は、石棺内から多量の朱が見つかったことに由来する。5世紀後半の築造。 |
posted by 古墳マップ運営
updated 2023年07月01日
updated 2023年07月01日
投稿写真 (11)
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6月頃、岡山県立博物館前に展示されている、朱千駄古墳の石棺を見た事が有り、どんな所に有る古墳か見学に行って来ました。竹林北側に駐車スペースが有り、すぐ脇に案内板が設置されていました。竹林の中に古墳が有るとすぐ判りましたが、見た感じ円墳にしか見えず、円墳と思い込んで写真を撮りました。しかし少し離れた東側に隆起した土地に墓が有り、やけに古墳らしく見えるので、帰って調べると前方部と判り、再度撮影しに訪れる事になってしまいました。(案内板をよくみておけば良かったと後悔)前方部と後円部の間は開墾で完全に平地になって破壊されています。
【案内板の内容】
前方部がやや広く発達した形式を示しています。五世紀後半に築造された前方後円墳で、岡山県の重要遺跡に指定されています。墳長は70m、後円部径は約40m、高さ約6.5m有ります。後円部に有った内部主体は、明治初年に発掘されたと伝えられており、長さ約2m、幅約1mの組み合わせ式の長持形石棺が発掘されました。石棺の石材として、兵庫県の竜山石が使用されています。副葬品として、銅鏡、蛇行状鉄器、勾玉、管玉、刀剣等多数が出土し、また埴輪や須恵器の破片も出土しています。なお、夥しい朱が発見された事により、朱千駄古墳と名付けられたと伝えられています。(赤磐市教育委員会)