浦間茶臼山古墳
データ
名前 | 浦間茶臼山古墳 |
---|---|
よみがな | うらまちゃうすやまこふん |
形 | 前方後円墳 |
都道府県 | 岡山 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 岡山県岡山市東区浦間・浅川 |
駐車スペース | 不明 |
交通 - 徒歩 | JR山陽線「上道駅」よりバス利用 |
交通 - 車 | -- |
周辺情報 | |
タグ | 前方後円墳国指定史跡段築葺石埴輪竪穴式石室鏡武器農工具・漁具 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
吉井川右岸の小丘陵上に立地、吉備地方最古級の前方後円墳。全長約138m、後円部径81m、高さ13.8m、後円部は3段築成で葺石・埴輪を備える。都月型埴輪と呼ばれる古い時期の埴輪も採集されている。埋葬施設は後円部墳頂中央にある竪穴式石室で、盗掘されていたが、1988(昭和63)年の発掘調査で銅鏡片や鉄剣、鉄刀、鉄鏃、銅鏃、農工具、漁具などが出土した。3世紀末頃の築造。国指定史跡、1974(昭和49)年指定。 |
posted by 古墳マップ運営
updated 2022年06月01日
updated 2022年06月01日
東の公園から前方丘に上ると、前方丘の先端からクビレ部にかけては一段削平された様になっていて、樹木のせいで見通しはあまり効きませんでした。
方丘の撥状カーブはなんとなく判る程度で。後円丘はクビレ部付近の薮に遮られて見えません。その薮(W.Cと書かれた小屋も在る)の脇を通り抜け1段上ると後円丘で、前方丘とはうって代わって視界が開け。段築も明瞭にわかりました。
広く平らな円丘の中心は、空に剥き出しになった大きな盗掘穴が痛々しく、その陥没穴に伐採された樹木屑が投棄されていて、その黒褐色の木屑の雑然とした散らかり様が、盗掘時の土塊の散乱のようにも見えて来て、見入ってしまいました。
尚、クビレ付近に薮があって、墳丘全体を感じられるポイントが無いのが残念に感じられました。
岡山駅から宇野バスでの訪問です。片上行きの浅川バス停があたりが近いようですが、本数の多い瀬戸駅行きの平島バス停で降車して徒歩です。バス停から250号を東に向かい、途中から農道に入り散歩のような行程です。古墳の入口は、東の公園の横からと、西側の小川を渡った墓地からの2ケ所のようです。公園の入口には案内板があり、その墳丘測量図を見ると案内文のとうり箸墓に良く似ています。くびれが太いがっしりした感じの墳丘ではなく、くびれが細くなだらか曲線をもつ優美な前方部を持つ美人の墳丘です。墳丘に登ると、前方部は多少の樹木はありますが、平らになっています。後円部は墳頂は樹木が伐採され平らになっていますが、周囲は樹木や竹林で覆われいます。残念ながら、その優美な前方部の曲線は、くびれ部あたりから目を凝らして眺めても想像もできません、近すぎて。