三重 :: 鳴塚古墳の地図とデータ

鳴塚古墳

データ
名前 鳴塚古墳
よみがな なりづかこふん
前方後円墳
都道府県 三重 ( マップ | 一覧 )
所在地 三重県伊賀市鳳凰寺
駐車スペース あり
交通 - 徒歩

上野市駅(忍者市駅)よりバスやタクシー利用

交通 - 車

--

周辺情報
タグ 前方後円墳市指定史跡保存良好横穴式石室片袖型装身具土器・容器動物出現伝説・神話
注意事項

古墳見学の際は、地元の方にご迷惑をかけないようにしましょう。

紹介文

鳳凰寺集落の東、標高約230mの傾斜地の水田内に立地。全長37mの前方後円墳。後円部径21m・高さ4.8m、前方部長さ16m・高さ2.85m、かつては周濠が存在したようだ。埋葬施設は後円部南側に開口する片袖型の横穴式石室で全長約9.2m、玄室部長さ4.45m・最大幅1.6m・最大高1.9m、羨道部長さ4.4m・最大幅1.05m・最大高1.4mを測る。出土遺物は銅鏡(乳文鏡)や玉類、須恵器など。6世紀前半の築造。市指定史跡、1969(昭和44)年指定。

古墳名の由来は、①古くに開口した石室に風が吹き込むと音が鳴ったという説と、②天皇の譲位がある度に塚が鳴いたという説がある。

②の説については、古墳がある地域が壬申の乱(672年)で敗れた大友皇子の母・伊賀采女宅子の出身地とされていることと関連がある、のかもしれない。

2019(平成31)年4月30日、202年ぶりとなる天皇の譲位が行われる。天皇最後の国事行為「退位礼正殿の儀」は、退位を国民に知らせる儀式で17時から始まるらしい。塚が鳴るとしたらこのタイミングだろうか・・・。

参考資料:
大山田村史編纂委員会『大山田村史』上巻・下巻 1982年3月
大西源一「伊賀國鳳凰寺古墳考」『考古学雑誌』第2巻第4号 1911年12月 ほか
運営訪問:2019年4月30日、5月1日

posted by 古墳マップ運営
updated 2025年01月01日
投稿写真 (25)
逆さ鳴塚鳴塚古墳へと続く農道無題2019年4月30日16時05分
2019年4月30日17時15分2019年5月01日10時20分2019年5月01日10時30分2019年5月01日10時40分
2019年5月01日12時30分無題無題無題
コメント (2)
sera - 2019/05/02 08:45:14

塚は鳴ったのでしょうか?

ゲスト - 2014/11/16 23:28:13

昭和から平成の時も奇妙な音がしたと言う。

近くの古墳