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北西に小さく開口玄室(側壁辺り)玄室(奥壁辺り)墳丘(径13m、高さ3mほどの円墳)
南に開口天井石がずれ隙間玄室天井部
玄室(奥から)左側壁右側壁墳丘に石材が露出

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唐臼墳墓群 - 2016/12/05 19:50:18

集落から案内板が設置されているので行き易く、見学しやすい環境です。尾根下方から3・2・1号墳の順で、更に上に唐臼墳墓が位置しています。

・釜ヤ谷3号墳
アスファルトの山道脇に標識があり、見上げると説明板が目に入ります。円墳とされているようですが、墳丘、天井石は無くなっています。羨道側は南東方向で、現状の石室長さ5m以上、幅0.9m、奥壁高さ1.1mほどに見えます。

・釜ヤ谷2号墳
3号墳のすぐ西側にあります。円墳のようですが、この古墳も墳丘、天井石が無くなっています。羨道側は南東方向で、現状石室長さ3.1m、幅1.1m、奥壁高さ1.2mほどに見えます。奥壁は巧みに石積みされています。

・釜ヤ谷1号墳
2号墳の北側に見えています。径15m、高さ2.5mの円墳らしく、封土は無くなり天井石が3石露出しています。現状の石室長さ7.5m以上、幅1.7m、高さ1.6mほどに見えます。石室入口に天井石らしき石材が落下していますが、長さ1.2mほどで石室の幅より短いので、羨道周りの石材か天井石が割れたものかと思ったりします。(#^.^#)   墳丘斜面には、天井石らしき石材が見られますが、歪すぎてどの位置に、どんな形で載せられたのか、または未使用品かと首をかしげます。(#^.^#)   奥壁は3段に見えますが、下側2段は割れた感じです。右側壁は胴張の湾曲が見られます。羨道側に石の集積が見られます。何かの台座だったのか、ただの整理に積まれたのかと思ったり。(#^.^#)

・唐臼墳墓
釜ヤ谷1号墳の上側に見えます。下段一辺6m、上段一辺5mの二段築成の火葬墓らしく、真ん中に外容器といわれる石が2石保存されています。中央部に20㎝強の穴があり、そこに蔵骨器といわれるものが納められていたようです。

※遺跡地図では、釜ヤ谷4号墳が東側の丘陵頂部に横穴式石室の円墳が有るようなので行ってみると、現地の丘陵は平坦な開墾地になっていて、牧草地のような土地になっていた。(もう無い?)  そこから一段下がった藪の尾根頂部付近は雰囲気はありますが、墳丘らしきものに辿り着く事は出来ず諦めました。(#^.^#)

法寿山古墳群 - 2016/11/29 21:23:30

標識にある6基の見学を目的に山道を登っていきますが、一番最初にある32号墳の位置に辿り着くまでに墓地周辺で迷い時間が掛かる。

・25号墳
径11m、高さ2mの円墳で、石室残存長さ5.8m、幅1.2m、高さ1.8m程度とされています。南西に開口する無袖式の石室に見えます。天井石は5石で、右側壁は胴張と持ち送り感があります。床面には不明の石も見えます。

・24号墳
古墳群の中で一番大きな石室のようで、石室残存長さ7.8m、幅1.3m、高さ1.9mとされています。山道脇から墳丘が見え、径14m、高さ2mの規模です。ほぼ南に開口する右片袖式の石室で、天井石6石、奥壁は縦長の鏡石で、右側壁は胴張感があります。床面に大きい物では、長さ0.9m、幅0.5m、厚み0.2mほどの陶棺片が見られます。

・18号墳
古墳の分布図周辺を探すも辿り着けず、諦めかけていたところ、思っていたところよりも下方に有った。径12m、高さ2.5mの円墳で、石室残存長さ6m、幅1.4m、高さ1.6mの規模とされる。南に開口する石室入口の両サイドに石垣状の列が見える。奥壁は鏡石に1段と調整石で積まれていて、石室は四角の形に見えます。羨道下方に大きな天井石らしき2石が落下していますが、大きい方の石は羨道側に使うにしては大きすぎる感じで、実際使われたかどうかと思ったり。(#^.^#)

・14号・15号墳
18号墳から少し山道を登ると、2mほどの小川があり、渡ると白い案内板が上側に見られます。15号墳は径11m、高さ2mの円墳で、石室残存長さ4.7m、幅1.2m、高さ1.8mとされています。天井石は4石、奥壁は2段で、調整石を丁寧につかいスッキリ感のある石室です。14号墳は隣に接していて、径12m、高さ1.5mの円墳で、石室残存長さ3.6m、幅0.9m、高さ1.4mの規模とされています。入口は埋もれ気味ですが、天井石5石、奥壁は鏡石に上側1段積みで、15号墳の石室を小さくした感じです。

・1号墳
民家裏に開口し、右片袖式の石室です。石室現存長さ7.4m、幅1.6m、高さ1.6mの規模。入口側は埋もれ気味ですが、奥壁前は掘り出し跡が残っています。右側壁側の盛土は無くなり、石材が露出し荒々しい景観です。墳丘の北側から東側は残っていますが、裾は開墾で削られています。

塚の鼻古墳群 - 2016/11/28 21:10:04

・1号墳
丘陵を登っていく道路の脇に駐車スペースと標識があり、70mほど整備された山道を登ると頂部に1号墳と標柱がありました。現状の墳丘は、15~20m級で、高さ2mほどです。墳丘の西から南にかけて削られていて、歪な墳丘に変わり果てています。墳頂には盗掘坑のような凹みが見られます。下方には立派な墓地があります。

・2号墳
墳形は円墳と推定されているようですが、現状一辺10m、高さ1.5~2mほどの方墳に見えます。墓地造成により方形に変えられた感じがします。立派な墓地の標識をみると、なんでも室町・戦国時代の白石城主の田淵家初代から5代の墓が祀られているようです。なお中央の5代の墓下より古墳出土と明記されているのが見られます。

・3号墳
古墳の位置はよく分かりませんが、2号墳に登る石段の右側墳丘の裾に長方形の窪みがあり、土を被せている中に加工した平石が覗いていて、これが箱式石棺かなぁと思ったりしますが定かではありません。

馬橋古墳 - 2016/11/28 20:34:28

丘陵の南側からのアタックだったので、藪斜面のかなりしんどい行程になりました。前方部をほぼ南東に向ける前方後円墳です。後円部の墳丘はよく残っています。南西側に3mほどの造り出しのような突起が見えたりします。墳頂には長さ7.5m、幅5m、深さ1.2mほどの盗掘坑の跡が残っていて、まるで埋葬施設をまるごと掘り出したように見えます。前方部は小さめで、前方部墳頂から後円部を見ると2mほど高く見えます。墳丘には割石のような小石が後円部、くびれ部、前方部の一部に見られます。

一貫東1号墳 - 2016/11/23 19:25:23

エバラ食品近くの駐車スペースから貯水タンク脇に入ると、遊歩道が設置されていてすぐ到着しました。前方部を南に向ける前方後円墳で、三方向に延びる尾根交点の山頂にあります。北西に延びる尾根はエバラ食品の建屋で消滅していますが、かつて7基の古墳が有ったようです。北東に延びる尾根上には休憩所が設置されています。南側の尾根に前方部があり、下方は墓地になっています。

後円部の東側は削られたのか急斜面です。後円部から前方部を見ると、少し縮こまった感があります。後円部墳頂は、10mほどの緩やかな面になっていて、至る所に動物が掘り出した穴が見受けられます。同じく西側の墳丘斜面に葺石らしき物が存在しています。

近長四ツ塚古墳群 - 2016/11/23 19:02:59

市指定の古墳群のようですが、手入れがされていないので藪での見学になりました。集落から山道を上がり、途中から古墳に通じる山道がありますが、現在は獣道状態です。

・1号墳
4基の中で一番北側にあります。方墳形状の墳丘が残っていて、墳頂にはΦ3m、深さ0.6mほどの盗掘坑の窪みが残っています。

・2号墳
1号墳に接して前方部があり、北北西に向いているように見えます。前方部墳頂には、Φ3m、深さ0.8mほどの盗掘坑が存在していますが、石材などの露出は見られません。くびれ部辺りに倒木があり、根っこの裏に葺石と思われる石の付着が見られます。

後円部は立派な墳丘で、墳頂は10m強の平坦面です。特に盗掘坑のような凹みは見られません。墳丘斜面には、20~30㎝ていどの河原石の葺石らしきものも見られます。

・3号墳
2号墳の南側の笹藪に円墳らしきものが見られます。笹藪が激しく、墳丘の形を見る事は出来ない状態です。

・4号墳
3号墳の南側40m付近の尾根上に、歪な円墳らしき小さな墳丘が存在しています。墳頂脇に盗掘坑のような凹みを感じますが不明です。

近長夫婦塚北塚古墳 - 2016/11/23 18:31:10

丘陵の頂部にあります。南側には、墳丘をほぼ接するように南塚古墳が存在しています。墳丘の東側は竹林地ですが、開墾されたようで、平坦面が広がる地形です。古い井戸跡が付近に有る事から、昔は畑地か家が有ったのかなぁと思ったりします。(#^.^#)

墳丘東側斜面も開墾で削られたのか急斜面になっています。墳丘は径20m級、高さ2.5~3mほどの感じで、河原石のような葺石が覗いています。現地は竹林と藪で見学の環境は良くないです。(#^.^#)

近長夫婦塚南塚古墳 - 2016/11/23 18:16:57

東側の民家脇の畑から竹林に10mほど入ると墳丘があり、北側には、墳丘を接するように北塚古墳が存在しています。竹林が生い茂り、辺りは薄暗く感じます。

大きな円墳で、径20m級、高さ3mほどに見えます。墳頂には盗掘坑があり、脇にさほど大きくない不明の石も見えます。墳丘にも手が加えられたのか、凸凹で昔の山道の跡らしきものも見えます。墳丘には、河原石のような葺石が見られます。現地は竹林で見学の環境は良くないです。(#^.^#)

造山古墳群 - 2016/11/19 19:56:30

今年7月に見学に行った時は、墳丘に雑草が生い茂り全く分からない状態だったので、またの機会と思っていたところ、近場に行く時間があったので様子うかがいによってみた。

当日はラッキーな事に、3号墳と4号墳の草刈りをされていたが、ほぼ古墳群の墳丘は綺麗に刈られて見学にはもってこいの状態でした。

・1号墳(榊山古墳)
墳丘の二段築成がよく分かります。墳頂は平坦で、中央に盗掘坑の跡を見る事が出来ます。前方部があっちこっちに有るように見えたり、開墾で無くなった方にも雰囲気が有ったりしてよく分からないです。

・2号墳
方墳の墳丘がよく残っています。現状で一辺20mのようですが、元は40mの大きさらしく、現在の畑の辺りも墳丘だったのではと思ったりします。墳頂は平坦になっています。

・3号墳
元は径30mほどの円墳だった様ですが、削られて小さくなっています。造り出し部のような突起も有ったりして、円墳らしくない形状に変わっています。

・4号墳
前方部を西に向ける前方後円墳のようです。後円部墳丘に段差が見えます。墳頂は平坦になっています。

・6号墳
民家脇に有ります。円墳のようですが、墳丘の裾は削られているように見えます。墳頂は平坦にみえます。

今年7月に比べ、墳丘が変わっていた。墳丘に盛り土が施されて高くなっているように見えます。墳頂に有ったハウスは無くなり、遠くから見ると要塞のように見えます。墳丘に通じる作業道路脇に工事標識があり、工事終了時期は平成29年3月Eのようです。はたしてどんな状態で見学出来るか待たれます。

造山古墳 - 2016/11/16 22:04:49

造山古墳群を再度見学に行くと、地元の方に造山古墳の発掘をしていると教えてもらう。行ってみると、前方部先端の西側付近で行われていた。ちょうど休憩時間らしく作業者は居られなかったが、3カ所でトレンチしていた。発掘した窪みに、敷き詰められたような石や、レンガ色の焼物片が露出しているのがみられた。ボックスには、発掘で集められた焼物片が入れられていた。

前方部墳頂に登ってみると、4人連れの年配の方が石棺蓋石の下方にある石をみられていた。挨拶すると、この石も石棺蓋石の部位と説明してくれる。そして、神社の石垣にも同じ阿蘇凝灰岩製が1石使われていると、言われ見せてもらう。前回見学したとき、説明板後方にある蓋石で納得して帰ったが、見逃していた石棺蓋石の石材を見学出来てラッキーな再訪だった。

妙義山古墳 - 2016/11/16 20:33:35

集落から坂道を上がるとすぐ到着。墳丘周りは平坦地になっています。円墳らしいですが段差になっていて、二段または三段築成のようです。墳丘は笹、ツタ、雑草が生い茂っていて、墳頂に登ろうにも普段着で来てしまったため諦めました。(#^.^#)

大山古墳 - 2016/11/15 21:40:17

尾根の西から入りましたが、藪斜面の登りで難所でした。尾根頂部付近は激しい藪で、全く見通しがきかない状態ですが、円墳らしき墳丘が存在していました。墳丘は動物が掘り出したような跡が沢山みられます。2号墳が隣接しているようですが藪でまったく分からず。

丸山古墳群 - 2016/11/15 21:32:53

・1号墳
八幡神社の後方斜面にあります。横穴式石室開口部露出とされていますが、天井石らしき石材が2石のみ露出している状況です。主軸は南北方向で、羨道側は南側と思われます。墳丘には朽ちた小さな社がみえます。

・2号墳
神社北東側50m付近に円墳の墳丘が存在しています。墳丘の北側は建屋に、東側は小道に接しています。西側に溝が有るようですが、いまいち何の事やら不明。

・3号墳?
広域農道から急斜面を登りきると、天井石らしき石材が4石ほど存在しています。1枚の天井石の下には、側壁の石材らしき2石が覗いています。墳丘の隆起は無いようです。

4号墳は見学するのを忘れてしまいました。(#^.^#)

茶臼山西古墳群 - 2016/11/14 21:27:42

沖茶臼山古墳から帰る際、西側に続く尾根線上に雰囲気があるので寄り道をすると、やはり古墳が存在していた。写真を撮り帰って調べると、5基の方墳からなる古墳群と分かる。1~2号墳の間にも3カ所ぐらい低い高まりがみられましたが、古墳ではないようです。

5号墳は沖茶臼山古墳の周庭?で半分削られているように見えるので古墳の築造年代は沖茶臼山古墳の方が後で造られたのかなぁと思ったり。(#^.^#)