京都 :: 元稲荷古墳の地図とデータ

元稲荷古墳

データ
名前 元稲荷古墳
よみがな もといなりこふん
前方後方墳
都道府県 京都 ( マップ | 一覧 )
所在地 京都府向日市向日町北山 勝山公園内
駐車スペース 不明
交通 - 徒歩

阪急京都線「西向日駅」より徒歩

交通 - 車

名神高速道路「京都南IC」降車

周辺情報
タグ 前方後方墳国指定史跡段築葺石埴輪竪穴式石室排水溝木棺棺 割竹形武器農工具・漁具土器・容器
注意事項

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紹介文

京都盆地を一望できる丘陵先端部に立地。古墳名はかつて後方部上に向日神社の稲荷社が存在したことに由来する。全長約94mの前方後方墳。後方部1辺51m・高さ7m、前方部幅47m・高さ4m、後方部3段・前方部2段築成で斜面には葺石(貼石)が見られ、埴輪が並べられていたことが確認されている。埋葬施設は後方部中央に設けられた割竹形木棺を納めた竪穴式石室で全長5.6m・幅1.0~1.3m・深さ1.9m、盗掘されていたが、鉄製武器や工具、農具、土師器などが出土した。築造時期は3世紀末と推定されており、国内でも最古級の前方後方墳とされている。

2010(平成22)年9月、向日市埋蔵文化財センターが墳丘西側のくびれ部で葺石が敷かれているのを確認したと発表した。

2012(平成24)年2月、向日市埋蔵文化財センターは元稲荷古墳の前方部が西殿塚古墳(奈良県天理市)の前方部と相似(元稲荷:西殿塚=1:2.5)することが判明したと発表した。墳丘の規模は箸墓古墳(奈良県桜井市)の3分の1に相当し、前方部と後方部の長さの比率も箸墓古墳の前方部と後円部と同じ比率だったとしている。

国指定史跡(乙訓古墳群)、2016(平成28)年指定。

参考資料:現地説明板 ほか

posted by 古墳マップ運営
updated 2023年01月01日
投稿写真 (10)
天井石(向日市文化資料館入り口に展示)石碑と後円部南西側から天井石?(説明無し)前方部から後円部
説明看板古墳からの景色横から像看板
桜と元稲荷古墳円墳上部の勝山稲荷さん
  • 円墳上部の勝山稲荷さん
  • by inisie-joly
  • 2010年11月撮影
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