下芝谷ツ古墳
データ
名前 | 下芝谷ツ古墳 |
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よみがな | しもしばやつこふん |
形 | 方墳 |
都道府県 | 群馬 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 群馬県高崎市箕郷町下芝字谷ツ808 |
駐車スペース | あり |
交通 - 徒歩 | -- |
交通 - 車 | -- |
周辺情報 | |
タグ | 方墳市指定史跡段築葺石埴輪周濠・周堤竪穴式石室武器武具馬具装身具土器・容器 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
標高約140mの扇状地上に立地。1辺20m・高さ4mの方墳で、葺石・埴輪を備える。墳丘は2段築成で上段は積石により構築されている。中央部に築かれた竪穴式石室から金銅製飾履や甲冑類、馬具などが出土した。6世紀初頭の築造。市(旧群馬郡箕郷町)指定史跡、1987(昭和62)年指定。墳丘は埋め戻され、位置を示す方形壇の下に保存されている。 |
posted by 古墳マップ運営
updated 2022年12月01日
updated 2022年12月01日
投稿写真 (3)
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小規模古墳などでは時々見られる保存方法ですね、遺跡などではこの方法がとられることが多いです。
地表露出には酸化や風化の危険も伴いますので元の遺構は埋め戻して上からレプリカで蓋をしてしまうというのは、それなりに理にかなった方法と言え、上に道路をかぶせてしまうのと同列にしてしまうのは違うのではないでしょうか。
盛り土で埋め戻すというのは充分な量の盛り土の下であれば保存効果が高いそうで、例えば7-8世紀頃の古代東山道遺構が、近代になって鉄道やら軍やら教育施設、もちろん道路もといった具合に荒らされまくっていた下に見事に保存されていた西国分寺近辺の例もあります。
発掘後埋め戻しの一例として佐賀吉野ヶ里遺跡の埋め戻し基準を上げておきます。
保存盛土
遺構面が傷つかないよう、確認された遺構面より30㎝以上の保存盛土をおこなう。
竪穴建物や堀立建物は、遺構面より30㎝以上盛土した上に柱を建てて復元する。
環壕は、環壕遺構の底部より50㎝以上盛土した上に往時の深さ、幅で復元する。
地下埋没物については、遺構面より30㎝以上盛土した上に設置する
確かに方墳の墳形だが、実際の墳丘が見えないのが残念。
このような方法での保存は初めて見た、道路に下に埋め戻したのと同じでは?。