島の山古墳
データ
名前 | 島の山古墳 |
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よみがな | しまのやまこふん |
形 | 前方後円墳 |
都道府県 | 奈良 ( マップ | 一覧 ) |
所在地 | 奈良県磯城郡川西町唐院 |
駐車スペース | なし |
交通 - 徒歩 | 近鉄橿原線「結崎駅」より徒歩約20分 |
交通 - 車 | 西名阪自動車道「法隆寺IC」「郡山IC」降車 |
周辺情報 | |
タグ | 前方後円墳国指定史跡段築葺石埴輪器財埴輪家形埴輪周濠・周堤粘土槨木棺棺 割竹形鏡装身具腕輪形石製品石製品・石製模造品 |
注意事項 | -- |
紹介文 |
全長約200mの前方後円墳。後円部径約113m・高さ約17.4m、前方部幅約103m・高さ約11m、3段築成で葺石・円筒埴輪・形象埴輪(家・靫・盾・蓋など)・周濠を備える。1996(平成8)年、橿原考古学研究所が前方部墳頂で未盗掘の粘土槨(全長約8.5m)を発掘、割竹形木棺を覆う粘土上から大量の鍬形石、車輪石、石釧の石製腕飾類が、木棺内から銅鏡や玉類、石製合子、鉄製品などが出土した。出土品は1998(平成10)年に国の重要文化財に指定されている。後円部墳頂にも埋葬施設が存在したが、明治時代に盗掘され、多量の石製腕飾類や石室の石材が取り出されたという。石材は近くにある比売久波神社に残されている。4世紀末~5世紀初頭の築造。 |
posted by 古墳マップ運営
updated 2022年06月04日
updated 2022年06月04日
投稿写真 (13)
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比賣久波(ヒメクワ)神社の北の駐車場から、周濠沿いに一周。南側は家屋が隣接していて、集落内を暫し直進。前方部へ渡り堤があるようですが、入口はよくわかりませんでした。
濠沿いの柵は新しくなり、12ケ所の川西町教育委員会のパネルは、今分かっている古墳の姿が丁寧に解説されていて、充実。添付のQRコードは便利で、その場を離れても、じっくりと読むことが出来。立ち入ることの出来ない古墳の見せ方として、とても良く、来た甲斐がありました。(しっかりした発掘・調査が前提で”未調査により不明”ではどうしようもないですネ・・)
神社に戻ると、静かな境内のベンチでおばちゃん4名。
古墳をネグラにしているタヌキが境内にも出て来るやら、濠の亀を一瞬の早業で器用に食べるとか。昔、ここから法隆寺までの一本道を遠足で歩いた(太子道?)話や、この辺(唐院)の名産がネギ。ボタン(服の)の一大生産地だとか、境内に立つ石碑に刻まれた、”唐院音頭”の歌詞(古墳も出て来る)の事等々、楽しく時間を過ごしました。
帰路、後円部に在ったという石材を見に川西町ふれあいセンターに寄道。これも、もとは神社境内、おばちゃん達が腰掛けに使っていたとか。
木口面に縄掛け突起の痕跡?は私の妄想ですネ(__)。
すごく印象がいい古墳である。南西の前方部のカドの道から進入すると、道路に神社の大きな赤い鳥居がたっており、その横のフェンスの先には、青くきれいな水をたたえた周濠と前方部のカドが広がっている。